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japanese.china.org.cn | 21. 12. 2016

中露ワイドボディ機、コスパでボーイングに勝る

タグ: ロシア,開発,ワイドボディ機

中国とロシアの長距離ワイドボディ機のコストパフォーマンスは、ボーイング787ドリームライナーやエアバスのA350を上回る。2045年までに販売される800機の売上は、1000億ドル以上にのぼる。ロシア・スプートニクがロシア紙の記事を引用し、20日に伝えた。

ロシア統一航空機製造会社と中国商用飛機有限責任公司の代表者は6月25日に北京で、長距離ワイドボディ機の開発・生産・販売に関する文書に署名した。

同プロジェクトのフィジビリティスタディ調査報告書は、「初の航空機共同計画は2019年に署名され、2023年に初飛行を行い、2026年に供給を開始する見通し。ワイドボディ機の効率は、ボーイング787を10%、A350を15%上回る」としている。

統一航空機製造会社の代表者は「新型エンジン、空気動力学、複合材料の最新の成果により、運航コストを10%以上下げることができる。魅力的な価格により、競争相手を前にしても十分な優位性を維持できる」と述べた。

旅客機の開発・生産能力の形成に130億ドルを用い、部品供給、市場マーケティング、販売支持(補助)などに70億ドルを用いる。長距離ワイドボディ機の価格は、1億1350万ドルから1億1780万ドル。ボーイング787の価格は2億2400万ドル、A350は1億3600万ドルから1億5400万ドル。

長距離ワイドボディ機は2045年までに、1230億ドルの収入と96億ドルの純利益をもたらす。統一航空機製造会社の代表者は「2045年までに800機以上を販売する」と約束した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月21日

 

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