7月9日、宇宙船に入る前に宣誓する2組目のボランティア4人

同日、「月宮365」実験の交代式が北京航空航天大学の「月宮1号」実験室で行われ、2組目のボランティアとして4人が「月宮1号」に入った。4人は密閉空間で200日生活、作業する。

「月宮365」実験は5月10日に1組目のボランティア4人が密閉空間での実験を開始してから順調に進んでいる。4人の各生理指標は正確に記録され、宇宙船内の各設備も正常に稼動し、大豆、ショクヨウガヤツリ、小麦、サトイモなどの作物やトマト、唐辛子などの野菜の成長状態も良好である。2組目の乗組員の代謝は1組目より高く、実験では各代謝量の乗組員入れ替え時のシステムの安定性を研究し、システムの長期的な運行・調整技術を検証する。また、長期的に閉鎖空間に滞在する人の心理の変化、自然光が人の感情に与える影響、腸内フローラと人の感情の変化の関係、各植物の人の感情を抑える効果などを研究する。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2017年7月10日