外国メディアによると、Amazonが水中に宅配物を保管する「水中倉庫」の特許申請に成功した。Amazonはこれまでに「ドローン母艦」、プレゼントを受け取る前にお返しをする方法、携帯機器用エアバッグなどの様々な変わった特許を申請してきた。Amazonのプログラマーの悪意あるソフトウェアとどちらが重要かはわからないが、確かにかっこいい。

プールの底に宅配物が置かれ、その上を輸送ベルト（防水だとよいが）が通り、音波を送って配達物を取り出すというシステム。宅配物には圧縮空気と重しの容器がついており、潜水艦のようで、宅配物の上部についた柔らかいエアバッグに空気を入れ、水中聴音器に音波が伝わると、気球が飛び出てプールの水面に浮かぶようになっている。

圧縮空気（または別の推進装置）で宅配物が輸送ベルトに送られると、落ちないようにアームが入り口を閉める。

これらはよくある長方形、またはAmazonが考案した切割可能な新しい形の箱になるとみられる。またAmazonは、1週間の貨物価値をどのようにプールに組み入れるか、どのように順番通り送るかを研究している。宅配物が多い場合、Amazonは積み上げて輸送するのだろうか。このシステムは専用の保管庫ではなく、湖などの公共の水中にあるのだろうか。すでに信号塔が設置されている可能性もある。Amazonは宅配物の水中保管のメリットについて説明していないが、これは壮大な計画の一部とみられる。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2017年7月12日