イギリスの『デイリー・メール』の8月14日の報道によると、スイスの小売大手COOPは21日、傘下スーパーマーケットで昆虫食品の販売を開始する。
これらの食品はスイスの新興企業Essentoが生産。政府が改正した食品安全法で、昆虫食品の販売が認められ、スイスは欧州で初めて食用昆虫の販売を正式に認めた国になった。
スイスの法律によると、食材となる昆虫はコオロギ、バッタ、コナジラミの3種で、これらはたんぱく質と多種のビタミンを豊富に含む。しかし、これらの原料で食品を生産する企業は厳格な審査と検査を受ける必要がある。また、輸入の昆虫を使用する場合、関連法の基準を満たさしていなければいけない。
同じ食材でも、昆虫の養殖は家畜の養殖より環境に優しい。豚肉1キログラムあたりの生産で排出される温室効果ガスの量は、コナジラミの10~100倍になるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年8月17日