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japanese.china.org.cn |22. 09. 2017

自動ドローン空輸ネットワークが10月にスイスで運営へ

タグ: ドローン ネットワーク


    物流会社のMatternetはスイスで、永久的な自動ドローン空輸ネットワークを構築し、医療施設・診療所・実験室間で血液検査などの診断用サンプルを輸送すると発表した。このネットワークは10月に導入され、30分以内に病院に届けることができるという。

 

 カリフォルニア州メンローパークに本社を置く移動通信会社Matternetは今年3月、スイスの人口密集地区でのドローン航行権を取得した。同社は世界初の自動ドローン空輸ネットワークを自称し、敷地面積約2平方メートルの白の未来形ポストを屋上や地上に設置し、ドローンで荷物を輸送する。

 

 このドローンネットワークはスイス郵政との提携の一部で、人口密集地区を飛行する初のドローンとなる。Matternetの共同創始者兼CEOのアンドレス·ラプトポウラス氏は、「これらの診断サンプルは輸送する必要があるが、これまでは配達員が取りに行き、タクシーで直接取りに行くこともあった。私たちのこのサービスがあれば、いつでも自動で荷物を発送できる」と話した。

 

 利用者はアプリで伝票を作り、荷物を箱に入れてドローンに乗せるだけでよい。最大容量は2キログラム。荷物が別のMatternet営業所に届いたら、QRコードを読み取って受け取る。

 

 ドローンは着陸後に自動でバッテリーを交換し、充電時間を省くことができる。また、最大20キロ飛行し、強風などの天候にもよるが、時速は70キロになる。未来型ポストは雑貨店やガソリンスタンドに設置することも可能。Matternetは、スイスで業務が安定すれば、次はドイツとイギリスで行うと表明した。


  「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月22日 

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