中国のロボットメーカーが世界に影響––外国メディア

中国のロボットメーカーが世界に影響––外国メディア。

タグ:ロボット 家電メーカー

発信時間:2017-10-07 11:20:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 国際ロボット連盟(IFR)は、世界の工業ロボット市場の売上高は2016年の132億ドルから2020年には200億ドルになると予想。新松機器人の曲道奎総裁は、中国のロボットメーカーは世界進出する必要があると話す。


 曲道奎氏は、「ここ5年、中国のロボット市場は急成長し、世界で最も成長が速い市場となった。中国のロボット産業の急成長は中国本土企業の成長を促し、世界ロボット産業の急成長も後押ししたと言える」と述べた。


 北京航空航天大学インテリジェント製造研究院の王田苗院長は、「技術の進歩は中国のロボットメーカーのグローバル化を加速化させている。中国本土企業は海外のハイエンド市場に進出し、開発面で国際協力を強化する必要がある」との見解を示した。


 安川電子と2社のロボット会社を設立したのに続き、中国の家電メーカーの美的集団は292億元でドイツのロボットメーカーのKUKAを買収し、イスラエルの伝動装置メーカーServotronixの株式50%を取得した。海外で3つの巨額投資を行った美的がロボット産業に対する野心を見せたのは明らかである。


 外国メディアによると、今年8月に開かれた2017年世界ロボット大会(2017 World Robot Conference)で、ロシアロボット協会のヴァイタリー・ネデルスキー会長は、「世界でロボット使用密度が最も高い国は韓国で、平均密度は1万人あたり69体である。中国の密度は1万人あたり49体で、ロボット産業の中国における潜在力は大きいと言える。インダストリー4.0、人類とロボットの協力、移動ロボットと移動生産、超軽量型ロボット、センサー搭載と視覚センサー一体化ロボットなどの成長が考えられる」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月7日

1  2  3  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで