光量子コンピュータ試作モデルの誕生、時速350キロの高速列車「復興号」の運行開始、国産大型旅客機C919の初飛行、「天の眼」のパルサー惑星発見など、2017年を振り返ると、中国のめざましい科学研究の実績は世界から注目され、新時代のリズムを奏でている。
1月18日、世界初の量子科学実験衛星「墨子号」が機関に交付された。そのわずか数カ月後の6月16日、中国人科学者が世界で初めて1000キロ級の地球双方向量子もつれ配送に成功した。その後、「墨子号」の地球量子ステルス配送の実験成果が発表された。「墨子号」は世界初の衛星から地上への高速量子鍵配送にも成功し、最も安全な世界量子通信ネットワークの土台を築いた。これは「墨子号」が行った最も難しい実験であり、SF映画『スタートレック』の時空を超えた伝送を彷彿とさせる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月21日