米国メディアの1月4日の報道によると、米ラスベガス国際消費者家電見本市(CES)2018がまもなく開幕し、多くの自動車メーカーが最新技術を発表する。トヨタは、自動運転車「プラットフォーム3.0」の試作モデルを初公開する。
トヨタが研究する自動運転技術はレーダー技術を進歩させるもので、屋根にカリフォルニア州の自動運転車スタートアップ企業Luminarが製造した4台の光レーダースキャナーを搭載。同モデルは半径200メートル以内の物体を認識し、360度をカバーし、5クラスの完全自動運転の実現に向けた大きな一歩となる。
車体のデザインはカメラとセンサーを並べたことで、試作モデルは外観が改良され、北米に設立したCalty付属デザインセンターとトヨタ自動車北米研究開発センターの支持を得た。豊田研究室は、「試作モデルの天井に天気と温度のパネルを設置し、サンルーフの空間を生かして車の高さを最も低くした。独特な形で従来の車体の付属品である光レーダーの旋回バレルをなくした」と話した。
トヨタは今春にミシガン州にある試作車研究開発センターで同モデルを少量生産し、改善・調整するという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月9日