ブラシ、針、竹のへら、スプレーなどを巧みに使い、外科医のような手つきで「ゾンビ」のようにボロボロになった本を生まれ変わらせる。これは四川省図書館古籍修復センターの70歳の「本の医者」袁東珏さんの「治療」の様子である。袁東珏さんによると、文物の修復と比べて、古籍は「修復」だけでなく「使用できる」ようにもしなければいけない。研究価値があるため、元の姿を極力再現する必要があるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月2日