フォトギャラリー>
japanese.china.org.cn |11. 02. 2018

春運 一家団欒のための大移動

タグ: 春運 大移動 変化

 

(新华全媒头条·改革开放四十年)(1)春运:为了团圆的迁徙

 

    2月1日早朝、武漢動車組の車庫に停まり、点検・保温作業を行う高速列車。春節は中国人にとって最も重要な祝日で、一家団欒は新年の永遠のテーマである。一家で正月を過ごすため、春運(春節帰省ラッシュ)は毎年恒例の最大規模の移動になっている。「春運」がメディアに登場したのは1954年だが、社会に注目されるようになったのは改革開放時である。改革により中国人が大移動し、出稼ぎ労働者、学生、親戚訪問者、旅行者が春運に移動するようになった。1979年、春運の規模は1億人を突破し、歴史的な記録を打ち出した。以後、「乗車券の入手困難」は毎年の春運の焦点となっている。2018年の春運は全国で延べ29億8000万人が移動する見通し。40年で春運の規模は40倍になり、様々な変化も現れた。緑の鈍行列車から時速350キロの「復興号」高速列車に、屋外の待合室から空港のような待合室に、入場券購入のために徹夜で並んでいた状況から携帯電話で購入するように、単一的な交通手段から海陸空立体の公共交通、マイカー、シェアリング交通に発展し、春節の移動がより便利になった。都市部と農村部の差は縮小し、春運の荷物も少なくなり、「お金に余裕があっても名うても帰省する」という状況は変化し、団欒のスタイルが多様化している。北部の人が暖かい南部に行ったり、南部の人が寒い北部に行ったりし、親が子供の住む都市に行くことや、一家揃って海外で春節を過ごす人も増えている。春運の40年間は国の発展と時代の変化を表している。家族で過ごしたいという思いさえあれば、春運はなくならない。改革の原動力さえあれば、発展は止まらない。改革開放の深化は中国人の春運のスタイルを多様化し、驚異的な変化をもたらす。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月11日

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   >