文字 フォトギャラリー > 

発信時間：2018-03-13 13:56:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   イギリスの『デイリー・メール』の3月9日の報道によると、東京都千代田区にある定食屋「未来食堂」は33歳の小林せかいさんのアイデアで生まれた。同店は生活が厳しい人をサポートすることを趣旨としている。

 

　33歳の元プログラマーの小林さんは、貧しい人にも外食してもらいたいという思いで2016年に同店をオープンした。50分間手伝いをすると、食事代が免除されるというシステム。客は昼か夜か選ぶことができ、昼の場合は注文を取ったりテーブルを片付けたりし、夜の場合は皿洗いなどをする。これまでに500人が手伝い、食事代を免除してもらった。

 

　小林さんはこの店で唯一の正社員である。彼女はインターネットで店の経営状況と財務資料を公表し、飲食店経営を志す人たちの参考になればよいと考える。店をオープンする前、小林さんは業界トップのチェーンレストランなどで訓練を受けた。

　調理の仕事に転職した理由について、彼女は「料理を同僚に振る舞ったところ好評で、飲食店をオープンしようと考えるようになった。仕事を探している人は、間違った選択をすれば一生再起できなくなるかもしれないと思うかもしれないが、転職は大丈夫だと思う。最終的に別の自分を正しい方向に導いてくれるから。これも自分が経験したこと」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年3月13日

中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る