イギリスのインデペンデント紙の3月9日の報道によると、日本が開発した太陽電池で動く「オオカミ型ロボット」が、農作物を害獣を守るために導入された。
「オオカミ型ロボット」は高さ50センチ、体長65センチで、リアルな毛皮に覆われ、ゴムの顎がついている。充電できる太陽電池で動き、運動センサーで哺乳類の接近を感知すると吠え、LEDライトで目が赤く光り、イノシシやシカなどを威嚇する。19世紀初期、野生のオオカミの群れは日本で絶滅し、このロボットが誕生した。
「オオカミ型ロボット」は約800メートルの距離をカバーし、千葉県木更津市付近の農地に「動くカカシ」として試験導入されている。日本農業協会の担当者の梅沢氏は、「オオカミ型ロボット」の導入後に動物による作物荒らしが大幅に減少したと話す。近く大量生産され、発売される予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月13日