ある写真家がこのほど、西オーストラリアの海岸から約6キロ離れたニンガルー付近で、水上バスの下を泳ぐ巨大なジンベエザメを撮影した。
船上の観光客は水上バスの下に潜むジンベエザメに全く警戒していない。海水が澄み渡り、人と魚が共存する様子が写真に収められた。ジンベエザメは世界最大の魚類だが危険性はなく、逆に人間による海洋汚染はジンベエザメの生存を脅かしている。
写真家のトム・キャノンさんは、「ジンベエザメは多くの時間を人間が行けない海の深い場所で生活している。毎年3月から7月、ジンベエザメはコーラルベイやニンガルーまで泳いでくる」と話した。
このジンベエザメは好奇心が強く、50分間も船についていき、船上の人たちを観察していた。このように好奇心旺盛で面白いジンベイザメを見られることは貴重な経験である。通常、ジンベエザメは直線で進んで食べ物を探す。船上にいた人たちはジンベイザメのこのような行動を目にし非常に驚いた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月14日