3月14日、平利県長安鎮張店村の株式制林場で26年前に植えた林を調べる樊文来さん。これらの木はどれも直径30センチ以上ある。巴山の奥地にある陝西省平利県長安鎮張店村に、地元で「思いやりの使者」と親しまれる76歳共産党員の樊文来さんがいる。彼はこの30年以上で陝西省優秀党員、陝西省道徳模範、全国労働模範に何度も選ばれたことがある。改革開放初期、樊文来さんは度胸と知識と労力で酒蔵を開き、輸送に従事し、金持ちとして有名になった。1991年、彼は村に戻り村民班長になり、荒れ果てた山を団体と村民の資本参加という形で革新し、50万本以上の苗を植え、地元で唯一の株式制林場を造った。荒れた山は地元に恩恵をもたらす「エコ銀行」になった。樊文来さんは長年にわたり、個人と家のお金で村の橋と道路を整備し、小学校を改築し、収穫量の少ない田んぼを改造し、経済的に困難な家庭を支援した。樊文来さんは、「一生いいことをし、地元の人たちに誠心誠意尽くし、応えていく。自分の行動で党と政府に報いたい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月16日