アリゾナ州テンピの警察当局は、Uberの自動運転車が人身事故を起こす数秒前の車内と車外の状況を映した映像を公開した。この映像は車外と車内(運転手方向)から事故発生の数秒前の状況をとらえている。
車外からの映像を見ると、自動車は暗闇の中、街灯が明るくない道路を走行し、スピードは遅くない(警察によると時速61キロ)。ヘッドライトが歩行者に気づいたのは1秒前だった。この角度から見ると、走行速度は速く、自動運転システムが十分に反応しない環境だったと言える。
内部からの映像には、衝突の数秒前にディスプレイを眺め、直前に歩行者に気づき顔を真っ青にするドライバーが写っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月23日