陝西省漢陰県漩渦鎮東河村にある馮家堡子の母屋を見学する観光客(3月27日)
陝西省漢陰県漩渦鎮東河村の馮家堡子は秦巴山の奥地にあり、敷地面積約30ムー、清代の馮氏一族が移住後に建てたもの。馮家堡子は身を守るための家で、城壁と住居の2つの部分に分かれている。城壁は高さ10メートル、厚さ3~4メートルで、城の最も厚い場所の東西南北に門があり、門にトーチカが設けられている。
60以上の部屋があり、200人以上が生活できる。現在39室が残っている。建築スタイルは独特で、福建土楼や贛南囲屋など南東沿海部の建築と似ており、秦巴山の立地にこだわり、建築スタイルと民間の防御工事の重要な物証と言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月30日