北京動物園近くにある動物園卸売市場は、1980年代中頃に洋服の露店が始まりでできた。ここは30年以上で東鼎、聚龍、天皓成など複数の大型洋服卸売市場が立つエリアになった。
北京の非首都機能分散政策の推進に伴い、2015年1月、天皓成市場が最初に店じまい。その後の約2年で残りの市場も次々と店じまいした。2017年11月30日、北京市動物園エリアの東鼎卸売市場が営業を停止。北京非首都機能分散政策の代表的プロジェクトである北京市動物園エリアの卸売市場12軒が全て廃業し、動物園卸売市場は歴史の表舞台から去った。
現在、このエリアは宝藍金融創新センター、北鉱金融ビル、首建金融センターなどに生まれ変わり、科学技術や金融を中心とする産業を担っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月16日