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japanese.china.org.cn |17. 04. 2018

茶葉が村に発展をもたらす

タグ: 茶葉 発展 福建省 武夷山

 福建省の国家自然保護区の中心にある桐木村は、標高約1000メートルに位置する小さな村である。溝と谷が多く大自然に恵まれているが、地理的な条件により山で生計を立てるのも限られている。

 

 地元住民は近年、経済促進のために「一村一品」を構築し、伝統的な優位性を発掘し、正山小種紅茶を栽培し茶葉産業を持続的に発展できる特徴的産業にできるよう取り組み、生態保護と農民の貧困脱却を同時進行させ、農村振興の道を歩んでいる。

 

 桐木村で生まれ育った、正山小種紅茶の24代目伝承者の55歳の江元勲さんは桐木村の茶葉生産の盛衰の歴史を目にしてきた。彼のお茶企業は「企業+農家」という形式で「無から有」に、「小から大」に発展し、多くの村民が茶葉の生産に従事するようになっただけでなく、出稼ぎ労働者や大学生も帰郷して就職・起業するようになった。桐木村の430世帯1906人が茶葉産業に従事し、お茶で生計を立てている。2017年、村民の平均収入は2万810元に達した。

 

 お茶農家の江元勲さんをはじめとする先導者は伝統産業を伝承し、革新的な高価値商品「金駿眉」の新しい製茶技術を全国各地に広めた。彼のお茶企業は複数の地域のお茶農家と協力し、貧困村のお茶産業の発展と農家の増収を後押しした。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月17日


 


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