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japanese.china.org.cn |17. 04. 2018

山西省の山奥の村、「雲の上」での日々に別れ

タグ: 山奥 村 生活

 山奥にある山西省長治市平順県芦芽村の青草街自然村(4月13日、ドローンで撮影)。青草街自然村には7世帯18人が暮らしている。麓の芦芽村に貧困支援移転住宅が完成し、村民が次々と芦芽村に引っ越している。重なり合った太行山には多くの「雲の上の村落」が隠れている。これらの村は自然条件が悪く、「貧困深刻村」とも言われたが、先祖代々ここで生活してきた貧困家庭はこの地域を離れ、麓の新居に移っている。4月15日早朝、山中で半生を過ごした山西省長治市平順県芦芽村の王修根さんと妻の白書蘭さんは、荷物をまとめて山を出た。芦芽村は山が大きく谷が深く、岩が厚く土が薄く、約300人の村民は主村付近の12の自然村に分布している。最も遠い自然村は主村から6~7キロ離れており、徒歩で1時間以上かかる。山の上に耕地は少なく、村民は1人平均約2ムーの畑でトウモロコシ、ジャガイモ、アワを栽培してどうにか生計を立てていた。2016年、地元政府は芦芽村貧困支援移転プロジェクトを立ち上げ、山の12の自然村で長期生活している村民を麓の芦芽村主村に移転させる計画を開始した。2018年4月、王さんが移転する住宅が完成し、村民が入居できる準備が整った。王さんと同様、多くの村民が「雲の上」での日々に別れを告げ、山奥の古い家を出て麓の新居に引っ越し、新生活をスタートさせた。2016年以降、山西省長治市は2万1489人の貧困者を移転させている。また、地元政府は多額資金を投じて貧困村のアグリツーリズム、漢方材の栽培、養殖、果物加工などの産業の発展に力を入れ、貧困家庭が山を出て裕福な生活ができるよう支援している。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月17日

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