山奥の「夢の故郷」を訪ねて

   山奥にある河南省新県周河郷西河村は歴史ある村で、村内に150軒以上の古民家がある。村の入り口には曲がりくねった小川が流れ、川には変わった形の石があり、両岸に古い木がそびえ立つ。ここを訪れた観光客は、夢の故郷に戻ったような感覚になる。

 

   2014年、地元政府は地域の特徴に合わせ、アグリツーリズムの開発に着手し、観光関連施設を建設した。また、村民に農家の庭に飲食店や民宿を建てるよう促し、専門合作社を設立した。観光レジャーを中心とし、歴史ある村の風景を拠り所に、文化体験を特徴としたアグリツーリズムの発展により、村に持続的発展の動力が生まれた。

 

   この4年で、西河村に70万人以上の観光客が訪れ、観光収入は1700万元に達した。西河村は旅行者が「郷愁を追い求め」て訪れる村になっている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年5月3日