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japanese.china.org.cn |04. 05. 2018

「氷上のチェルノブイリ」? ロシアが海上原発を稼働へ

タグ: 海上原発 ロシア


   外国メディアによると、北極圏のロシア基地に浮かぶ原子力発電所が「氷上のチェルノブイリ」と批判されている。この原発のリスク評価に関する情報はないが、原子炉は潜水艇に60年以上にわたり電力を供給しているという。

 

   海上原発「アカデミック・ロモノーソフ」の建設は2009年に始まった。現地時間の土曜日、ロシア国営の原発会社ロスアトムが運営するこの原発が初航行を開始した。「アカデミック・ロモノーソフ」はサンクトペテルブルクからムルマンスクに向かい、今秋に2つの原子炉に点火する予定。

 

   しかし、「氷上のチェルノブイリ」に対しグリーンピースは「原子炉が環境に害を及ぼし、十分な管理がされていない」と懸念を示す。過去に壊滅的な原発事故も数件発生している。1986年のウクライナのチェルノブイリ原発事故、2011年の日本の福島第一原発事故などは周辺の環境と住民に恐ろしい被害をもたらすことを示している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月4日



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