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japanese.china.org.cn |29. 05. 2018

ニットファッションの町 浙江省濮院鎮のモデル転換

タグ: ニット ファッション 町

   浙江省桐郷市濮院鎮は中国最大のウールウェア集散センター、ニットウェア生産基地で、1万社以上の生産加工企業、19カ所の取引所、1万店以上の店舗があり、ニットウェアの取引量は全国の60%以上を占める。明・清の頃、桐郷市濮院鎮は「1日に1万以上の絹織物を生産する」として知られた。1976年、濮院鎮弾花生産合作社はウールウェアの生産を開始し、濮院鎮で最初のウールウェアを生産した。80年代初期、ウールウェアの家内工房が次々とでき、ウールウェア通りが形成され、これがウールウェア取引市場の基礎となった。40年以上の発展を経て、濮院鎮は最初のシンプルで初級クラスのニットウェア生産から品質化・ブランド化・ファッション化を遂げ、紡績、編み、プリント、後処理、補助材料、機械製造、点検、包装などを完備した産業チェーンを形成し、ニットウェアとアパレルによる生産手段の年間需要は600億元を超えた。濮院鎮は2015年に浙江省第1陣特色小鎮に選ばれ、2016年に第1陣中国特色小鎮に選ばれ、今では国家級「ニットファッションの町」になっている。現在の濮院鎮は内部でイノベーション駆動、市場向上、ブランド牽引、クリエイティブデザインを通して濮院ニットウェア産業のグレードアップを推し進めている。また、クリエイティブデザイン、EC、現代物流などの現代サービス業の発展に力を入れ、商業結集と産業クラスターの良好な相互作用構造を形成した。対外PRにおいては、ニットウェア国際ファッション流行トレンドを発表し、企業向けに上海や香港などで国際ファッション博覧会を開催している。プロジェクト推進においては、カジュアルな「観光+ファッション」ショッピングという新型の市場モデルの構築に取り組み、生産サービス業のバリューチェーンのハイエンド化を推進している。2017年全国地域ブランド価値評価で、「濮院ニットウェア」のブランド価値は75億100万元と評価された。現在、濮院ニットウェアイノベーションパーク・世界ニットウェア博覧センター、濮院軽紡城、濮院ファッションセンター、古鎮観光区、生態レジャー区、ファッション文化クリエイティブ区の6つのプロジェクトが全面的に実施されている。2020年には第89回国際毛織物大会も開催される。濮院鎮は町の機能向上を中心にニットウェア産業のアップグレードを推し進め、伝統のウールウェア市場から「ニットファッションの町」への「ファッションモデル転換」の道を歩んでいる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月29日

 


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