6月5日、大楊樹駅で母親と共に「大学入試専用列車」に乗る大楊樹第二中学校高校3年生の魯貴怡さん(右)
列を作り、乗車し、手を振って見送る。若い自信に溢れた笑顔が車窓に映り、笑い声の中で列車が大興安嶺の林海を抜け、受験生を遠方に運ぶ。大学入試の時期になると、このような光景が大興安嶺の山間部の列車で見られる。山間部の受験生を会場に送り届けるこの「大学入試専用列車」は、2003年から15年にわたり運行され、山奥の学生を人生の新たなスタート地点に送り出す「夢の専用列車」である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月6日