アウディと華為が5Gコネクテッドカー開発 半自動運転を実現へ

アウディと華為が5Gコネクテッドカー開発 半自動運転を実現へ。

タグ:5G 半自動 運転

発信時間:2018-06-08 14:34:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 イギリスメディアは6月5日、アウディが中国の通信大手の華為(ファーウェイ)と2020年に5Gネットワーク技術を搭載した自動車を共同開発することで提携すると伝えた。この技術は、V2X通信技術を通してより安全な半自動運転を実現する。

 

 2016年9月、華為はアウディ、BMW、ダイムラー、エリクソン、インテル、ノキア、クアルコムと共同で「5G自動車連盟」を設立すると発表した。同連盟は各大手間の資源を統合し、自動運転車の開発を加速化することを目的としている。アウディが今回発表した中国IT大手の華為との提携は、2年以内に実際の自動車を開発し、完全自動運転の実現前にドライブアシストシステムをリリースし、都市の交通環境をより安全かつ効率的にするというもの。

 

 V2X通信技術を搭載する車種は道路状況、信号機の状態、道路標識を自動認識し、走行速度をコントロールし、半自動運転を実現する。しかし、この技術を実現するには多くの道路を改造する必要がある。中国の9つの省はスマート道路法を作成し、V2X通信技術の導入に合わせて道路インフラを改造している。

 

 この技術はまず中国に導入した後、欧米に拡散させる予定。情報筋によると、V2X通信技術は現在、江蘇省でテストを実施しており、成功すれば2020年までに全国90%の都市の一般道と高速道路に導入される見通し。


 華為の広報担当者は、「これは自動車だけでなく、住宅街の歩行者、道路インフラ、車両を有効につなぐ」と述べ、欧州進出時期は未定だとした。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月8日


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