自動運転レーシングカーが人間と対戦　AIで走行

   イギリスの『デイリー・メール』の6月26日の報道によると、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、自動運転レーシングカーが初めて人間のレーサーと対戦した。

 

  「Roborace」は135キロワットの4基の電動モーターと人工知能（AI）で動き、1.16マイルのコースを走る。同レースはコースに急カーブ、俵、火打ち石の壁、森林があることで知られる。「Roborace」は世界各地のサーキットを走行したことがあり、ルーカス・ディグラッシーCEOは、「リッチモンドのCFOがグッドウッドの歴史構築に招いてくれたことを嬉しく思う。我々はAIを通した全面的、本当の自主登攀を試している」と述べた。「Roborace」がグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード使用する自動運転技術はArrival社が開発。同社のソフトウェア・AI責任者は、レースは4級/5級の自動運転システムにとって本当の試練になると話す。

  「Roborace」は重量1350キログラムで、NVIDIAのDRIVE PX 2コンピュータを通してレーザーレーダー、レーダー、GPS、超音波システムの情報、およびカメラセンサーなどからの情報を処理する。「Roborace」は将来、乗り物として重要な存在になり、新技術の開発に貢献するとみられる。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年6月28日