タンクの中で作業し、同僚と声を掛け合い作業の安全確認をする于国東さん(7月2日)
蒸し暑く、鼻を突く匂いがし、密閉され暗い環境。これは瀋陽鉄道局集団有限公司吉林車両区間メンテナンス所のタンク洗浄チームに所属する于国東さんの職場である。彼は毎日、可燃物・爆発物の液体を積む20台以上のタンクローリーのタンク洗浄作業を行い、次の作業時に液体が残っていないようにする。作業の安全を確保するため、洗浄作業中は2人1組になり、1人がタンク内で作業し、もう1人が入り口で観察し、数分おきに声を掛け合い状況を確認し合う。1台あたりの作業時間は30分前後で、難燃保護服を着た于国東さんはタンクから出る頃にはサウナに入ったように汗だくになっている。夏休みの輸送ピークが近づき、吉林車両区間の約1000人の作業員が于国東さんと同様、各種のメンテナンス作業を行い、「列車の医者」として酷暑の中で使命を全うし、列車の点検をして安全を守っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月4日