ロシア人女性の「中国の夢」

   ダンスの先生、新聞編集者、テレビ局のキャスターなど、ロシア人女性のクリスティーナさんは中国での夢を1つずつ叶えている。クリスティーナさんは、ロシアの小さな町スラヴャンカから中国に来て、すぐにここが大好きになったと話す。幼い頃から中国に興味を持っていた彼女は、中学生の頃に大きくなったら中国で生活していたいと思うようになった。

 

   延辺大学中国語科を卒業したクリスティーナさんは、2年前に専門知識と流暢な中国語を生かし、中露国境の吉林省琿春市で日刊紙の編集の仕事に就いた。現在は自身の努力と中国人の友人の紹介を経て5つの仕事を掛け持ちしている。昼間は新聞の編集とテレビ局のキャスター、夜はジムトレーナーとダンスの先生をし、週末は洋食レストランに助演ゲストとして登場する。「疲れるけど、まだ若いから必死にがんばることは価値があると思う」と彼女は話す。2年が経ち、彼女の「中国の夢」は努力によって少しずつ叶っている。28歳の彼女は、「自分の努力でいつか家を買いたい。将来は中国の他の都市に行き、より幅広い生活を模索するかもしれない」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年7月6日