西日本で豪雨が続いている。日本の『毎日新聞』によると、11日正午12時半時点で169人が死亡、80人が行方不明になり、救助活動が今も行われている。
日本の自衛隊は被災地に物資を輸送したが、物資不足は解消されていない。
被災地を応援するため、日本各地の人たちが千羽鶴を折って被災地に送った。被災地に不足しているのは水、電気、食料で千羽鶴は必要なく、山のような千羽鶴はかえって災いとなっている。
千羽鶴を折って被災地を応援することを支持するネットユーザーもいるが、多くの人が「送らないほうがいい」という考えである。中には黙っていられず、「被災地に千羽鶴を送るのをやめて」「これ以上ごみを送らないで」「送る人は自己満足の偽善者」という書き込みもある。
千纸鹤只能当成垃圾吧。
病人に千羽鶴を贈るのと被災地に贈るのは異なり、病人に対して何もしてあげられないから千羽鶴で勇気づけるだけである。しかし被災地に対して、不足している物資や資金を無視して千羽鶴を折るのはどうかと思う。
あるネットユーザーが「どうしても千羽鶴を折りたいなら、紙幣で折れば」と書き込んだところ、本当にいた。
このユーザーは「1000円札で千羽鶴を折れば、使うときに広げなければいけないため面倒。1000円を直接送るほうがよい。裏にタンチョウヅルが印刷されている」とコメント。
あるネットユーザーは感情的にならず、「現在、被災地は交通状況が悪く、物資がまだ届いていない。千羽鶴を送って公共資源を占用しないことが被災地にとっての最大の支援になる」と分析した。
また、「千羽鶴代替案」を出したユーザーもいる。「1000回応援CMコンテスト」というテーマで支援する企業を募り、幼稚園や小中学校のクラス単位で支援企業の商品を使った15秒の被災地応援CMを撮影し、SNSで公開し、1000回転載されるごとに企業は被災地に10万円を寄付するという方法である。
このツイートは200回以上の「いいね!」を獲得した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月12日