台湾寄贈パンダはグルメ　本物の龍眼蜜を見分ける

    蜂蜜は多くの動物の大好物である。台北市立動物園は27日、パンダの「円円（ユエンユエン）」も蜂蜜が好きで、質へのこだわりが非常に強く、本物の龍眼蜜を見分けることができ、普通の蜂蜜には興味を示さないと明かした。

 

   食欲がないときでも、「円円」は龍眼蜜の匂いがすると欲しそうな表情をし、匂いのする場所を探し、蜂蜜がある場所を見つけると一心不乱に食べる。

 

   このとき、飼育員と獣医はチャンスを見計らって「円円」を近くから観察し、必要な検査を行う。

 

   しかし、飼育員が龍眼蜜ではなく普通の蜂蜜を与えると、「円円」は見向きもせず、飼育員を驚かせた。

  「円円」は204年8月30日に四川臥龍自然保護区16号センターで誕生したメスのパンダ。母親は「英雄お母さん」と呼ばれた手のない「雷雷」、父親は温厚で人懐っこい「琳琳」。2006年1月6日、国務院台湾事務弁公室は北京で記者会見を開き、四川臥龍自然保護区の16号パンダ（円円）と19号パンダ（団団）を台湾に寄贈すると発表した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年7月30日