中国製の携帯電話を見る権小宝さん。友人にアフリカに持って帰ってもらうという(8月15日)
権小宝さんは広州市に暮らすナイジェリア出身の24歳青年。2007年、彼は遼寧工業大学工学部を卒業後、広東外語外貿大学に入り、広州で生活して1年あまりになる。権小宝さんは中国語を流暢に話す。彼は、「中国で多くの友人ができ、中国語はほとんど校外で学んだ。現在は約2000字の漢字をマスターし、新しい単語に出会うと携帯電話にメモする」と話す。広州は香港・マカオから近く、各種の生活用品が揃い、交通も便利で、ビジネスや留学で訪れるアフリカ人は多い。権小宝さんは言語力を生かして代理販売や翻訳のアルバイトをし、アフリカ人と広州の商人の交流の架け橋になっている。広州は近年、外国人に対するサービスと管理を強化し、アフリカ人が広州の経済社会の発展に溶け込めるよう支援している。権小宝さんは、「中国は発展の見込みがあり、中国語がもっと上達するように、中国の大学院に入ることを検討している。できれば、中国で就職したい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月21日