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japanese.china.org.cn |30. 08. 2018

アルゼンチンでシャチが座礁 ボランティア30人が海に返す

タグ: 座礁 ボランティア


イギリスの『デイリー・メール』の8月28日の報道によると、アルゼンチンのニューアトランティスにあるビーチ付近で、住民が2頭のシャチが座礁しているのを発見した。発見時、1頭はすでに死亡し、もう1頭は駆けつけた約30人のボランティアにより海に返されたという。

 

住民は座礁したシャチを発見し、すぐに緊急サービス機関に連絡。Mundo Marinoファンドが専門家チームを派遣し、生存していたシャチを救助した。

 

救援の様子を見ると、シャチが波に打ち付けられ、ボランティアが周りの砂を掘り、ファンドのスタッフとボランティアがシャチを海に誘導。海に戻っていく姿を見て、救援に関わった人たちは喜んでいる。

 

救助活動の指揮をとった生物学者のカリナ・アルヴァレス氏は、「このシャチは負傷しておらず、体温も下がっていなかった。昼間だったら、水から出て時間が経ち過ぎているせいで死亡していたかもしれない。波は役に立たず、重さ4トンもあり、浅瀬で移動させることは不可能だった。努力の末、体に紐をつけて深水区に移動させることができた。痙攣が治れば海に泳いでいく」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月30日


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