黄河トクト区間　両岸で異なる風景

   トクト県は内モンゴル自治区中部、黄河上中流域の境界の北岸にある土黙川平原に位置する。黄河は西からトクト県を経由して37.5キロに及び、南方向の晋陝峡谷に流れる。途中に尾根、湿地、川、砂漠、平原などがあり、黄河の屈曲部分に様々な美しい風景が集まっている。

 

   黄河トクト区間は水面が広く、勢いがある。東岸は葡萄湾で、夏は木々が生い茂り、秋は果実の香りが漂う。池には黄金色の黄河コイが多くおり、「水産物が豊富な町」として知られている。西岸には広大な庫布其砂漠が広がる。

 

   黄河両岸は黄河観光ケーブルを設置し、観光客はケーブルカーから黄河東岸の田園風景と西岸の広大な風景を楽しむことがで、黄河の独特な風景となっている。

 「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年9月18日