フォトギャラリー>
japanese.china.org.cn |26. 09. 2018

インド博物館が数百点の人脳標本を展示 実際に触れることも可能

タグ: インド 博物館 人脳標本

   イギリスの『デイリー・メール』の9月24日の報道によると、インド国立心理健康・神経科学研究所にある人脳博物館がこのほど、一般公開された。来館者は人の脳の標本を間近で観察し、実際に触れることもできる。

 

   同博物館はインドで最初の人脳博物館。寄贈された遺体を研究所の科学者が標本にし、人間の大脳およびその他の器官の各機能と構造を検査する。人間の器官に対する理解を深めてもらうため、研究員は来館者に実際に触れてよく観察するよう促している。

 

   シャンカラ博士は同研究院で研究員として数十年勤務してる。彼はメディアに対し、「神経系の病気は悪魔のような存在と見られているが、そのような誤解を解きたい」と述べた。

 

   博物館が展示する大脳器官は痴呆症、パーキンソン病、統合失調症などの病気、または脳溢血を起こした人の脳である。そのほか、ヘビースモーカーの肺、膵臓、腎臓、心臓、喉、骨格など、人体のその他の部位も展示する。

 

   博物館の公式サイトは、同実験室を見学することは滅多にない機会だとしている。ここはインド唯一の大脳博物館だが、世界ではペルーの首都リマのThe Santo Toribio de Mogrovejo Hospitalが大量の人間の器官を収蔵している。健康な人の脳もあれば、各病気を患った人の脳もある。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月26日


1   2   3   >