フォトギャラリー>
japanese.china.org.cn |26. 09. 2018

ポルトガルで400年前の沈没船見つかる 明代磁器も

タグ: 沈没船 明代磁器

   イギリスの『デイリー・メール』の9月24日の報道によると、ポルトガル人考古学者が首都リスボンの海岸付近で400年前の沈没船を発見した。この発見はポルトガルにおいてここ20年で最大の水中考古成果となる。

 

   リスボン付近にあるカスカイス市の市政委員会によると、このポルトガルの沈没船は、8月にタホ川の大西洋の河口で泥砂除去作業を行なっている際に発見された。同船はポルトガル・インド間で多くの利益を上げた香辛料貿易に使用されていたという。専門家は、沈没時期は1575年から1625年の間だとみている。


   水中沈没船遺跡は水深40フィート(約12メートル)にあり、ダイバーはそこで胡椒、奴隷貿易に使用した貝殻、青銅砲のかけらを発見。19世紀中頃、貝殻は世界の一部の地域で法定通貨として使用されていた。遺跡の発掘初期には磁器も見つかった。この磁器は16世紀末期から17世紀早期のもので、当時は明の万暦帝の朱翊鈞が皇帝に就いていた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月26日



1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   >