アイルランドの海底でサメの「育児所」見つかる

アイルランドの海底でサメの「育児所」見つかる。

タグ:海底 サメ 育児所

発信時間:2018-11-14 14:24:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 イギリスの『デイリー・メール』の11月21日の報道によると、海洋科学者がアイルランド西岸200マイル、水深2469フィート(約750メートル)の深水区で珍しい「サメの産卵地」を発見した。中には大量の卵の殻が入っていた。同区域のサンゴ礁に卵の殻がついていることから、メスのサメがここでよく産卵していることがわかる。

 

 アイルランド海洋研究所が実施する「敏感生態系分析・サンゴ礁生息地水中ロボット探索調査」(Sea Rover)は、同区域の冷水サンゴを調査した。それによると、「サンゴ骸骨」という名前のサンゴ礁が海洋生物に産卵に理想的な環境を提供することがわかった。

 

 また、同区域ではクロクチネコザメの群れと珍しいハタサメも発見された。科学者はネコザメの群れの子供を記録し、これらは大西洋北東海域で生活していることを知った。さらに、同区域で大量の卵の殻も見つかり、その光景は海底に散らばる人魚の財布のようである。

 

 Sea Roverのチーフ科学者デビッド・オサリバン氏は、「珍しいサメの子供を発見、記録できたことを嬉しく思う。これまでにない規模の発見。この発見は敏感海洋生息地の記録の重要性を示し、私たちはこれらの美しい生物の習性、アイルランドの生態系における役割をより理解することができる。同区域の更なる研究は、アイルランド沖の深海のサメ生物学と生態学の重要な科学問題に関する答えを導き出す」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月14日






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