四川省の興文石海・天泉洞を訪ねて

   興文石海は四川省宜賓市興文県内の四川盆地と雲貴高原の境に位置し、総面積約156平方キロメートルの世界地質公園、国家級風景名勝地。中でも、天坑が有名である。地質公園には4つのエリアがある。天泉洞をはじめとする200以上の鍾乳洞からなる洞窟群小岩湾地質エリア。自然生態が有名で峡谷、滝、湖泊、鍾乳洞、古僰人遺跡など多種の地質遺跡がある僰王山エリア。4億9000年前のオルドビス紀に形成され、古い石林、千年のイチョウ、鍾乳洞群、翠竹林が共生する太安石林。ヘゴの木が淩霄僰人遺跡を引き立てる淩霄城エリア。天泉洞は興文石海洞窟群の中でも有名な鍾乳洞で、地質年代は300万年、大規模な多層回廊と広間がある地下鍾乳洞。全長約5キロメートルで、上下4層の洞窟、100個近くの大小様々な穴があり、「穹廬広廈」、「天泉明宮」、「潟玉流光」、「雲歩通幽」、「石花奇観」、「長廊石秀」、「石林仙姿」などの景観が有名。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年11月16日