イギリスの『デイリー・メール』の11月24日の報道によると、日本の大阪大学の研究員が、リアルな表情も作る子供型のアンドロイドロボットを開発した。
このロボットを開発した大阪大学の研究員は、この成果はアンドロイドロボットと人のディープなコミュニケーションを促すとしている。
このロボット「アフェット」は頭部のみで体はなく、微笑んだり、眉間にしわを寄せるなどの人の表情を正確に真似る。
初代アンドロイドロボットは2011年に研究中に誕生した。以後、研究チームは2代目ロボットの表情を豊かにすることに成功。ロボットは唇やまぶたを上下に動かし、特定の表情を作る。
共同研究者の浅田稔博士は、「表面の変形がロボットの顔をコントロールする上で課題だった。顔の皮膚が柔らかいため、動作が安定せず、ハードウェアの問題を解決する必要があった。そして、測量と制御の良い方法を見つけた」と話した。
「アフェット」を開発するため、研究員は116通りの顔の特徴を識別し、特定の表情を作るのに必要なメカニズムを分析した。最初に、リアルな顔にするために作用する力を安定させ合成皮膚を調整するという問題に直面。最終的に研究チームはシステムを調整し、顔のコントロールに成功した。
最近の研究で、ロボットが人の顔をしていれば、使用者は電源を切らないことがわかっている。人間は生命のないロボットに同情し、「アフェット」は人のリアルな表情を真似るため、同情心はより強まる可能性が高い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月27日