中国卓球代表 日本は東京五輪の最大のライバルに

中国卓球代表 日本は東京五輪の最大のライバルに。

タグ:卓球 日本 東京五輪

発信時間:2018-12-18 14:52:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(体育)(1)乒乓球——国际乒联总决赛:张本智和男单夺冠


 2018年のITTFの締めくくりと言えるワールドツアー・グランドファイナルが幕を下ろし、中国卓球軍団は5種目中1種目でしか優勝できず、東京オリンピックを控えた中国代表にとって、迅速に台頭する日本チームは最大のライバルとなっている。

 

 同日、最後の優勝争奪戦が行われ、中国女子ダブルスの陳幸同/孫穎莎ペアは日本の早田ひな/伊藤美誠ペアと対戦した。日本ペアは調子が良く、3:0で今大会日本2つ目の優勝を決めた。その前に行われた男子シングルスの決勝で、15歳の日本のエースの張本智和は4:1で中国の林高遠を下し、ITTF史上における男子シングルス最年少優勝を果たした。

 

 中国代表が優勝したのは女子シングルスだけで、男子ダブルスと男女混合ダブルスはそれぞれ韓国と中国香港が優勝した。5種目中1種目でしか優勝できなかったことは、中国代表にとって心残りのある成績と言える。しかし、今大会では馬龍の怪我による棄権などの偶然の出来事があり、成績の参考価値は限られている。

 

 今年初出場した選手を見ると、中国代表は絶対的優位に立っている。しかし、日本もレベルを急速に上げており、注目に値する。中でも、15歳の張本智和と18歳の伊藤美誠はかなりの実力を持っている。

 

 今大会で第4シードだった伊藤美誠は、女子シングルスでは初戦で敗退したが、女子ダブルスで優勝した。彼女はここ数年急速に成長している。今年のジャパンオープンとスウェーデンオープンの女子シングルスで優勝し、スウェーデンオープンでは劉詩雯、丁寧、朱雨玲の中国主力選手に連勝して優勝を決めた。

 

 今大会で、張本智和は次々と強敵を下して優勝した。期待されていた世界ランキング1位の樊振東との対戦はなかったが、その実力に深い印象を覚える。今年のジャパンオープンでは馬龍や張継科ら中国の主力選手に勝利し、自信を高めた。

 

 張本智和と伊藤美誠のほか、石川佳純、丹羽孝希らの日本人選手もまずまずの実力である。

 

 東京五輪まで2年を切り、今回のワールドツアー・グランドファイナルと今年の各大会の成績を見ると、日本チームは実力を上げ、主催国という強みもあり、中国卓球軍団の最大のライバルになると予想される。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月18日


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