世界最古の花の化石が見つかる　1.74億年前の「南京花」

   12月18日、中国科学院南京地質古生物研究所で行われた「南京花」研究成果発表会で、「南京花」の復元図を見せる傅強副研究員。映画『ジュラシックパーク』に登場する花に、ソテツやヘゴのほかに明るい色の花も加えるべきではないだろうか。中国科学院南京地質古生物研究所が主導する国家研究チームはこのほど、南京市郊外で200点以上の花の化石を発見した。これらの花は1億7400万年以上前のものであることが研究でわかった。人類が発見した最古の花の化石で、被子植物の誕生時期を約5000万年早めた。科学研究者はこの花を「南京花」と命名。関連の研究成果は18日付の生命科学誌『Electronic life』で発表される。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年12月19日