世界の半導体調達業社トップ10 中国から4社

世界の半導体調達業社トップ10 中国から4社。

タグ:半導体調達額

発信時間:2019-02-16 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「参考消息網」が台湾メディアの記事を引用して伝えたところによると、大陸部の通信機器大手の華為(ファーウェイ)は5G通信業務において国に制止されたが、携帯電話事業は2018年に飛躍を遂げた。華為は45%以上の伸び率でデルを上回り世界3大チップサプライヤーになり、中国企業の世界からのチップ調達を牽引した。


 台湾の『工商時報』は市場調査機関のガートナーの最新データを引用し、2018年の世界10大チップサプライヤーのうち中国企業は4社を占め、華為や小米(シャオミ)などの急成長はリーディングカンパニーのサムスン電子やアップルの市場シェアを侵食しつつあると伝えた。


 うち、2018年の携帯電話出荷台数が好調な伸びとなった華為は前回の5位から3位に上昇し、デルとレノボを超えた。華為の2018年の半導体調達額は210億ドルに達し、市場シェアは1ポイント上昇し4.4%になった。また、2018年に香港に上場した小米も驚異的な調達額となり、チップ調達額は71億ドル超、年間伸び率62.8%でトップ10入りを果たした。


 レノボと歩歩高電子も、伸び率は華為と小米に及ばないが、15%と安定を維持。中国企業4社の2018年チップ調達の世界シェアは12.5%となった。


 報道によると、2018年、世界半導体調達トップ10に入った中国企業は華為、レノボ、歩歩高電子、小米で2017年の3社を上回った。小米は初のトップ10入り。


 電子工程網によると、華為が調達したチップは通信基地局チップやADCチップなどで、レノボはPC用チップを中心に携帯電話用チップも調達。小米は携帯電話用チップが中心で、歩歩高電子も携帯電話用チップの大型顧客である。


 半導体は石油を上回り、大陸部で支出トップの輸入商品となっている。統計によると、2016年の大陸部の半導体輸入額は2270億ドル、17年は2601億ドルで14.6%増加した。


 大陸部は半導体の研究開発と製造の推進を目指すが、この分野は長期投資、技術特許に関わるため、効果をすぐに表すことは難しい。今後数年、大陸部の半導体調達額は増加し続けるとみられる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月16日


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