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japanese.china.org.cn |06. 06. 2019

ロシア人編集者の中国での「スローライフ」

タグ: ロシア人 編集者 中国 スローライフ

(图片故事)(1)俄罗斯“洋编辑”的中国“慢生活”

オフィスで原稿を編集するアレクセイさん(6月4日)

 

   あと4日で、73歳ロシア人のアレクセイさんは吉林省琿春市で生活して丸9年になる。彼は『図們江報』ロシア語版の編集者で、ロシア語の原稿の校正を担当し、新聞に掲載する文章をロシア語の読者の習慣に合わせている。

 

    アレクセイさんはロシアのウラジオストク出身で、30歳の時に船員になり多くの国に行ったことがある。退職後、彼は妻を連れて琿春市で理想の老後生活を送ることに決めた。

 

   アレクセイさんは、琿春市から故郷のウラジオストクまでは車でわずか7時間で、通関も便利だと話す。アレクセイさんは中国の小都市の美しい環境と快適なリズムの中で生活しながらも、両地を行き来してすぐに家族と会うことができる。

 

   「快適、ぬくもり、便利」。これはアレクセイさんの琿春市での生活に対する感想である。彼の行きつけの八百屋の店主は、彼が好きな野菜をよく知っており、街路、レストラン、案内標識、小さな店などにロシア語の表記がある。琿春市の銀行では、ロシアのキャッシュカードでロシア政府から毎月支給される年金を人民元で直接引き出すことができる。このような環境はアレクセイさんに帰属感を味わわせている。

 

   アレクセイさんが働く『図們江報』ロシア語版は隔週で発行され、主に琿春市を観光で訪れるロシア人に観光情報を提供し、中国の発展の成果と両国間の協力・交流を紹介する。

 

   アレクセイさんは、「現在の仕事が好き。自分が編集した記事を通して多くのロシア人が中国を知り、中国を好きになってくれたら達成感を味わうことができる」と話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月6日


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