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japanese.china.org.cn |10. 06. 2019

陝西省呉起県 黄土高原の生態改善

タグ: 黄土高原 生態改善

(美丽中国)(1)陕西吴起:让黄土高坡披彩挂绿

 ビニールハウスでマクワウリを収穫する陝西省呉起県馬湾村の馬有恩さん(6月6日)。馬有恩さん一家5人は32ムーの耕地を林地に戻し、現在は7ムーのビニールハウスを経営し、年収は5万元に達する。

 

 黄土高原にある陝西省延安市呉起県は、昔の中央紅軍の長征地、全国「退耕還林(耕作をやめて耕地を林地に戻す)」の最初の県である。1998年、呉起県は「封山退耕(樹木の伐採と耕作をやめる)、植樹・植物栽培、羊の飼育」を開始した。1999年、馬有恩さんは155万5ムーで耕作をやめた。

 

 20年間で馬有恩さんが「退耕還林」と「荒山造林」を行なった面積は245万ムーに達し、現地の生態環境を根本から改善し、かつて貧しく荒ていた黄土地に緑をもたらした。全県の林草カバー率は1997年の19.2%から現在は72.9%に上昇、年間降雨量は97年の478.3ミリから2017年には587.5ミリに増加した。

 

 「退耕還林」により、地元住民は穀物栽培中心、粗放農業という伝統的な農業経営スタイルに別れを告げ、生活と生態環境を改善した。家庭林場と林下経済の発展は貧困脱却を後押しし、農民の収入を増やした。2018年、呉起県の農民の1人あたり可処分所得は1997年の12倍の1万956元に達した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月10日


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