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japanese.china.org.cn |08. 11. 2019

黄酒の里で伝統の「冬醸造」が始まる

タグ: 黄酒の里 冬醸造

(社会)(1)黄酒之乡开启传统“冬酿”

   11月7日、古越龍山紹興酒股フェン有限公司の醸造所でこうじの入った酒樽を並べ、黄酒の「冬醸造」の準備をする作業員。この醸造所の敷地面積は120ムーで、黄酒の年間生産量は2万トン。立冬の到来に伴い、中国の黄酒の里である浙江省紹興市の黄酒企業は伝統の「冬醸造」を開始した。伝統に基づくと、立冬前後は紹興黄酒の原料を投入し発酵させる時期で、立冬から翌年立春までは黄酒の醸造に最も適した時期であり、「冬醸造」と呼ばれる。2500年以上の歴史を有する紹興黄酒は伝統的な醸造工芸を守り、米を浸す、蒸す、乾燥冷却、かめに入れる、保温発酵、混ぜる(前発酵)、露天での発酵を行い、翌年春に圧搾、煎酒(殺菌)、樽に入れる、蓋をする、倉庫に貯蔵の工程を行う。醸造職人によって代々伝えられ、伝統の紹興黄酒の醸造工芸は完全な状態で守られている。1999年に紹興黄酒は国家第1陣原産地域保護商品に選ばれ、2006年に紹興黄酒醸造工芸は国家級無形文化遺産に登録された。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月8日

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