6月17日、江西省林業科学研究院野生動植物救援保護センターは万年県鄱陽湖のほとりで3羽のコウノトリを野生に帰した。
今年4月1日、国网江西省電力公司の従業員が万年県梓埠鎮を巡検中、送電塔にコウノトリ一家を発見した。1羽の成年のコウノトリはすでに死亡していた。情報を受けた野生動物保護機関は電力公司の従業員とともに、3羽の雛を江西省林業科学研究院野生動植物救援保護センターに移した。2ヶ月の治療を受け、3羽のコウノトリは野生に帰る条件を満たし、以前いた場所から放たれた。コウノトリは「鳥類のパンダ」と呼ばれ、国家1級保護動物で、国際絶滅危惧種に指定されている。今後、救護センターは3羽のコウノトリの追跡と監視を行い、周辺の水生物の保護を強化し、コウノトリの生息環境を改善する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月18日