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japanese.china.org.cn |30. 06. 2020

江蘇でバラ栽培を学ぶ新疆の夫婦

タグ: バラ栽培

 

 

   沭陽県扎下鎮で、米尔扎提·吾马尔さんと妻の早然木·吐尔逊さんは自分たちのバラ栽培基地で動画を撮影し、新疆の同郷たちにビニールハウス栽培技術を教えている。このビニールハウスはオンライン講座のために建てたものである。

 

   新疆出身の米尔扎提·吾马尔さんと妻の早然木·吐尔逊さんは、「花木の里」と呼ばれる江蘇省沭陽県で生活して一年以上なり、20ムーあまりの土地の使用権を請け負い、バラを栽培し、現代の農業技術を学んでいる。

 

   44歳の米尔扎提·吾马尔さんは経験を持つ花商で、22歳の時に故郷で花店を経営し、広州で花の卸売業をしたこともある。6年前、江蘇省沭陽県で仕入れをしたことがきっかけで、こことの縁ができた。

  

   「以前は毎年春と秋にここから仕入れし、毎回半月以上過ごしていた」と話す彼は、ここの先進的な栽培技術を導入し、残ることに決めた。故郷の多くの人々がバラ栽培による貧困脱却を考えており、ここの技術が必要である。2019年初め、現地政府の支援のもとで、彼は現地のパートナーと起業した。

 

    技術と管理を学び、バラ基地の管理やネット販売など、米尔扎提さん夫婦は忙しい生活を送り、ビジネスでも成果を上げた。ここのバラの苗を新疆各地で販売し、技術をネットで同郷に教えている。「一人が富裕になるのが本当の富裕ではなく、みんなと一緒に富裕になることが本当の富裕である」。扎下鎮で彼とバラ栽培を学ぶ同郷もいる。米尔扎提さんは新疆の500世帯を提携しバラを栽培し、その中の100世帯あまりの貧困者が貧困脱却を実現した。技術を学ぶ貧困者に無料の旅費、宿泊費のほかに生活費も提供し、学んだ後にここに残る人にも、新疆に戻る人にも苗や資金などを支援している。

 

   「私の故郷はシルクロードで、、将来はバラを欧州で販売したい」と、米尔扎提さんは将来について語った。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月30日

 


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