雲南省昭通市は烏蒙山の奥地にある。市の96.3%は石漠化が深刻な山地で、山奥の住民は生存が困難である。市の人口は約600万人だが、2014年末の貧困者は185万人で、11県(市、区)中10県が国家級貧困県に指定され、全国で貧困者が最も多い地域だった。
以前は「交通が不便で発達が遅れ、生活が困難」な地域だったが、立体交通新ターミナルの完成、36万人の引越し、100億クラス産業の台頭を通し、近年は貧困対策に全力で取り組み、烏蒙は飛躍的な発展を遂げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年10月12日