武夷山国家公園の秘密に迫る

    武夷山国家公園体制試行区は中国唯一の世界人・生物圏保護区で、世界文化・自然遺産の保護地でもある。計画総面積は1001.41平方キロメートルで、210.7平方キロメートルが人為的に破壊されていない手つかずの森林で、世界の同緯度帯で最も完璧で代表的な最大面積の中亜熱帯原生林である。試行区には様々な生物が生息し、「蛇の王国」「昆虫世界」「鳥の楽園」「世界生物パターン標本産地」などと称される。

 

    2016年に武夷山国家公園体制試行区の建設が始まって以降、武夷山国家公園は「緑水青山こそ金山銀山」の理念を実行し、最も厳格な生態保護措置を実施し、規範化した効率的な国家公園体制の構築を模索し、共同議論・共同管理・共同構築・共有という自然生態系保護の新たなモデルを形成した。4年の努力を経て、各項目の試行任務を完了し、試行区の自然生態系は効果的に保護され、国の集団林区や重点観光地での国家公園建設に「武夷山の手本」を提供した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2021年3月23日