消費者が海南離島免税店で世界各地の免税品を購入している時、海口市秀英区にある海口税関技術センターでは、技術者が実験室で化粧品、服飾・皮革、食品、酒などの離島免税品のサンプルの添加物、農薬残留物、重金属、ホルムアルデヒドなどの含有物を検査し、離島免税品の輸入の安全を守っている。
2020年7月1日の離島免税新政策の実施以降、離島免税品の輸入量は激増した。離島免税品を迅速に販売するため、技術者は残業して点検を行わなければいけない。
36歳の王史さんは、海口税関技術センターで服飾・皮革類免税品の色堅牢度や異臭などの検査を担当している。彼によると、離島免税品の急速な通関を保障するため、各サンプルに期日が設定してあり、スタッフは期限内に検査をし報告を作成しなければいけない。検査で異常が見つかれば、再検査して確認する。
候徳莉さんは2012年に海口税関技術センターに就職し、主に免税化粧品の有害物質と免税食品の栄養成分の検査を担当している。彼女は、「免税店で買い物客の行列を見ると、職業に対する誇りと責任をより強く感じる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月10日