湖北省　屈家嶺遺跡で5100年前の水利システム発見

新華社記者 肖芸九撮影

   湖北省荊門市で12月4日に開かれた屈家嶺遺跡考古作業専門家ミーティングで明かされた情報によると、約3年にわたる全面調査とシステム発掘で、屈家嶺遺跡で複数の大規模で実用的な水利システムが発見された。これらは、有史以前の水利システムの形成と発展を考察する重要な証拠となった。

   遺跡群北東部の熊家嶺の水利システムは堰、貯水区、灌漑区、余水路などで構成されている。湖北省文物考古研究院副研究館員・屈家嶺遺跡考古プロジェクトリーダーの陶洋氏によると、出土品と年代のデータから、早期の堰は5100～4900年前のもので、中国で発見されている中で最も早期かつ明確な水利システムとなる。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年12月5日