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japanese.china.org.cn |21. 11. 2024 |
寧波市 天一閣の古籍修復師
タグ: 天一閣 古籍修復師
中国網日本語版 | 2024-11-21
今年36歳の謝龍龍さんは、天一閣の古籍修復師である。天一閣は浙江省の寧波月湖畔にあり、明嘉靖年間に建てられた。書籍を収蔵し、もとは明の兵部右侍郎・范欽の蔵書所だった。中国に現存する最古の個人の蔵書楼で、現在は各種古籍30万部以上を収蔵している。数百年の歳月を経て、多くの古籍が黄ばんだりもろくなったりし、破損などの現象が生じ、専門の技術者が修復する必要がある。
天一閣の古籍修復工芸は代々受け継がれ、絶えず改善され、完全な体制を確立させた。天一閣文物修復センターには14人が所属している。2021年、「天一閣古籍修復工芸」は国家級無形文化遺産代表プロジェクトに選ばれた。同プロジェクトの代表伝承人である王金玉さんは、国家級古籍修復工芸伝習センター天一閣博物館の伝習所指導員で、紙の文物修復作業に携わって40年以上になる。
新華社記者毛思倩撮影
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月21日